10Jul
2018

2018/07/10 2019/10/16 ライフスタイル

ビールは苦手。。。そんな方にオススメなのがフルーツビール!

ビールは苦手、仕方なく乾杯の一杯だけは飲むという方いませんか?

そんなお悩みを解決できるのがフルーツビールです。

甘くフルーティなものも多く、ある意味酎ハイに似たようなビールです。

そこで、フルーツビールの解説オススメのビールを紹介します!

フルーツビールとは

フルーツビールとは、読んで文字のごとく、フルーツが原料として含まれているビールを意味します。

また、製法は様々であり、それに伴って味わいも変わってくるのが特徴です。

基本的に使われているフルーツは

  • ブルーベリー
  • ラズベリー
  • チェリー
  • イチゴ
  • カシス
  • バナナ
  • みかん

等が多く、醸造所のある地域でとれる果物を使用しているケースが多いです。

基本的には度数も低くお酒が苦手な人にオススメできるものが多いです。

このタイプのビールは主に名産地であるベルギーで醸造されている事が多いのですが、現在は国内でもフルーツビールが増えており、中には本場に負けないくらい美味しいものもあります。
 
 

フルーツビールの作り方


後から果物を入れる方法

既に完成しているビールに果汁を加える方法です。

アルコールの度数は普通のビールの度数と一緒なので、基本的に度数は5%以下である事が多いです。

醸造過程で果物を混ぜて作る方法

ビールを製造する段階で果物を混ぜる方法です。

ホップと果物の苦み、麦汁の甘味と果物の甘味のバランスをいかにとるかが美味しさへの鍵となります。

また、ビール酵母が果物の糖分を吸収してしまうため、フルーツの香りはするが、味はビールそのものとなります。

ランビック製法

野生酵母を利用してホップと果物を自然発酵させたものを三年ほど熟成させます。

これはベルギーのブリュッセル近郊にあるパヨッテラント地域のみで行われている特殊な製法です。
 
 

フルーツビールの歴史

使用する果物の変化

フルーツビールの歴史は古代エジプトまでに遡ります。

フルーツをビールに漬け込んだ形でフルーツビールが作られています。

当時はブドウを使用しており、400年頃には

  • エルダーベリー
  • ラズベリー
  • クランベリー

などを入れていました。

なお現在では、あらゆるフルーツを原料として使っています。

 

醸造方法の変化

以前はフルーツを丸ごといれていましたが、圧縮機の発明以降は果汁を入れるのが主な手法となっています。

1970年代にはランビック製法が発明され、ベルギーでは現在もなおその製法を使ってフルーツビールが醸造されています。

また、北ヨーロッパでは寒冷な気候でワイン造りに必要なぶどうの栽培に不向きな土地であったため、変わってビールの醸造が主流となり、フルーツビールの文化がはぐくまれました。

そして、隣国のドイツではビールづくりにおいて

  • ホップ

のみが使用できる条例が発令され、続いてイギリスでも似たような条例が発令されたため、ヨーロッパにおいてベルギーのみがフルーツビールを作る事が許される国となり、そこでその文化が育まれました。

現在では?

現在では、ベルギーのフルーツビールに啓発され、世界中でフルーツビールが醸造されています。

また、元来日本では法律上ビールは

  • 麦芽
  • ホップ
  • とうもろこし
  • でんぷん
  • 糖類等

のみがビールの原料として認められているため、フルーツを加えたものはビールと見なされず、「発泡酒」として扱われてきました。

これは、ベルギービールを輸入した際も一緒で、法律上では「発泡酒」として取り扱われます。

酒税法の改正

しかし、日本のビール市場が縮小しているため2018月4月の法改正より、麦芽比率が50%を超えていれば果実や香料を自由に入れる事が可能となりました。

そのため、今後フルーツビールを見かける機会が多くなるかもしれません。
 

味別でおすすすめのフルーツビール

『ピーチ』リンデマンス・ペシェリーゼ


出典:https://beer-guide.jp

ペシェはフランス語で桃を意味しており、一言で表すとプレミアムなピーチサワーです。

香りも甘く、やさしい口当たりと余韻がたまりません。

実際にビールを作る過程では桃の果汁を加えて半年間発酵させています。

アルコールの度数も2.5%と非常に弱いので、お酒が苦手な方や女性にオススメです。

オシャレなラッピングもなかなか気分が上がりますね!

容量:250ml
度数:2.5%
生産地:ベルギー
醸造所;リンデマス醸造所
参考価格:300円

 

【レモン】ベアレン・ラードラー


出典:https://item.rakuten.co.jp/

岩手県盛岡市にあるこの醸造所では、夏季限定でこのビールを作っています。

このビールはラードラーと呼ばれており、夏のドイツでビールを切らせた際に、レモンを割ったことによって出来た背景があります。

また、使用しているレモンは国産そして、一切無添加である事から、こだわりを感じる事が出来ます。

アルコールも2.5%と低くお酒が苦手な方にもオススメ できます。

スッキリ爽やか、夏にオススメの一品です!

容量:330ml
度数 : 2.5%
生産地:岩手県
醸造所;べアレン醸造所
参考価格:420円

楽天市場

 

【バナナ】シャポー・バナナ


出典:https://item.rakuten.co.jp

この、バナナを前面にアピールしているビールは味も完全にバナナです。

香りも上品なバナナの香りがします。

このビールはバナナをつぶして発酵させている事から全面にその味を感じる事ができます。

味としては表に口当たりがよく、軽やかで飲みやすい です。

ケニア・ウガンダ・タンザニアでバナナビールは非常に人気があるらしく、暑い気候と相性が良いのかのしれませんね!

夏場に涼みながら飲んでみてはいかがでしょうか!

容量:250ml
度数:3.5%
生産地:ベルギー
醸造所;デ・トロフ醸造所
参考価格:514円

 

【チェリー】リーフマンス


出典:https://www.belgianbeer.co.jp

チェリー、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーのフレッシュジュースをブレンドしたフルーツ感満載のこのビール。

かなり美味しいです。

しつこすぎないチェリーの香りと軽やかな口当たりの絶妙なバランス がたまりません。

また、公式サイトではオンザロックで割る事をオススメしており、カンパリのように食前酒として飲む事も出来ます。

他にもオレンジやミントを入れる事をオススメしているので、オリジナルのアクセントを加えてみても良いかもしれません!

容量:250ml
度数:4.2%
生産地:ベルギー
醸造所:リーフマンズ醸造所
参考価格:350円

 

【イチゴ】フローリス・ストロベリー


出典:http://www.nipponbeer.jp

このイチゴの果樹をブレンドしたビールはまさしく、甘くてイチゴらしい酸味を感じる事が出来ます。

アルコール感をあまり感じないので、お酒が苦手という方にもオススメできます。

とにかく甘いものが欲しい!という時にオススメ です。

容量:330ml
度数:3.6%
生産地:ベルギー
醸 造 所:ヒューグ醸造所
参考価格:700円

 

【カシス】リンデマンス カシス


出典:http://snap361.com/

200年前から作られており、40国で販売されている超ロングセラー。

チェリー果汁をブレンドしているため、ブルーベリーのような香りにサッパリとしたカクテルの味がクセになります。

また、自然発酵により酸味が抑えられているため、大変飲みやすい一品となっております。

容量:250ml
度数:3.5%
生産地:ベルギー
醸造所;リンデマンス醸造所
参考価格:450円

 

フルーツビールが飲めるお店~関東編~

【押上】世界のビール博物館 東京スカイツリータウン・ソラマチ店

世界中のビールをを揃えているビールの王国的存在!

欲しいビールが見つかるはず!

公式サイト

 
 

【赤坂】ベルギービール Delirium Cafe Reserve(デリリウムカフェ レゼルブ)

ブリュッセル発祥の超有名店!本店はビールの品揃えでギネス記録も!

公式サイト

 
 

フルーツビールが飲めるお店~関西編~

【梅田】LANDERS TALE(フランダーステイル) ハービスPLAZA店

本格派ベルギー料理のレストラン!本場のフルーツビールが楽しめる!

公式サイト

 
 

【大阪】世界のビール博物館 グランフロント館

東京に次ぐ二店舗目!

駅チカアクセスらくちん!

公式サイト

 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フルーティーで美味しいのはもちろんですが、甘くて度数が低いので、知り合いの女性やビールが苦手な人にもオススメしてみてはいかがでしょうか。

是非、ビールの変わった一面も楽しんでみてくだい!